(8) tau Boötis (うしかい座タウ) 系
提案された名前の紹介(7件)

IAU公式サイトの投票ページに掲載されている、各団体が書いた文章(英文)をもとに提案名の由来について簡単にまとめました。史実や神話、小説等の厳密な内容については責任を負いかねますので、ご了承下さい。(ここに記載した由来は提案者の記述によるものであり、必ずしも事実を反映しているとは限りません。)

また提案名によっては、公式投票ページより、提案者からの動画にリンクが貼られているものがあります。この日本語サイトではリンクを貼っていません。動画は公式投票ページのリンクよりご覧下さい。

※ 公式サイトの投票ページにおいて、提案名の記載の順番がページ開き直すたびに変わります。ご注意下さい。

主星or惑星名提案名 <日本語名>
tau BoötisSynra 新羅
tau Boötis bChimon ちもん

提案者からの解説あり:
うしかい座はギリシャ神話において宇宙を支える番人とされています。そこで、宇宙に存在する全ての物・あらゆる現象を意味する「森羅万象」の 「森羅」をとって主星の名前として提案しました。続きを読む


主星or惑星名提案名 <日本語名>
tau BoötisFuchu 府中
7世紀から存在する、東京近辺で最古のまち。かつての「武蔵国(むさしのくに)」の首都。現在府中はプラネタリウムを擁する教育の市となっている。
tau Boötis bMusashinokuni 武蔵国
「武蔵国(むさしのくに)」は7世紀から19世紀まで存在した。かつて「武蔵国」が存在したエリアには、現在40のプラネタリムや、いくつかの天文台(国立天文台を含む)が存在する。


主星or惑星名提案名 <日本語名>
tau BoötisUshiwaka 牛若
日本で有名な歴史的英雄の一人。うしかい座と牛若の「牛」をかけている。
tau Boötis bBenkei 弁慶
牛若のお伴の弁慶。「弁慶の泣きどころ」(向こうずね)という有名な逸話がある。うしかい座タウ星はこの星座のすねの部分にあたる。


主星or惑星名提案名 <日本語名>
tau BoötisASUKA あすか
あすか(飛鳥)は日本が始まったと考えられる頃の都市。日本人の心のふるさととも言えるだろう。

(訳者注:(4077) Asukaは小惑星に命名済み。従って、名前提案のルールに反している。
tau Boötis bKITORA キトラ
キトラ古墳は飛鳥時代のものと考えられる。古墳内には天文図が描かれている。


主星or惑星名提案名
tau BoötisShri Ram Matt
インドで自由を求めて戦った人であり、作家、社会改革主義者、思想家、哲学者としても尊敬を集めている。3200冊以上の本を執筆しており、そのうち55冊が天文学や宇宙に関連する内容。
tau Boötis bBhagavatidevi
Shri Ram Mattが愛した奥さんで、インドの人民を力づけた象徴的な人物として知られている。


主星or惑星名提案名
tau BoötisQarawiyyin
al-Qarawiyyin(アル=カラウィーン)大学は、モロッコの首都フェズ(Fes)にある大学。al-Karaouine大学ともいう。世界最古かつ現存する大学で、ユネスコやギネスブックの認定を受けている。
tau Boötis bRudani
Al Rudani(1627 - 1683)はモロッコ、タルーダントで生まれた天文学者。


主星or惑星名提案名
tau BoötisAlfraganus
Alfraganus(西洋名)は、アラブ(古代ペルシャ)スンニ派イスラム教徒の天文学者。9世紀の最も有名な天文学者の一人。
tau Boötis bAlfraganus
主星(tau Boötis)と同じ名前、説明が書かれている。(名前提案のルールにあてはまらないのではないだろうか?)


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