(2) Edasich (iota Draconis) (エダシク = りゅう座イオタ) 系
提案された名前の紹介(9件)

IAU公式サイトの投票ページに掲載されている、各団体が書いた文章(英文)をもとに提案名の由来について簡単にまとめました。史実や神話、小説等の厳密な内容については責任を負いかねますので、ご了承下さい。(ここに記載した由来は提案者の記述によるものであり、必ずしも事実を反映しているとは限りません。)

また提案名によっては、公式投票ページより、提案者からの動画にリンクが貼られているものがあります。この日本語サイトではリンクを貼っていません。動画は公式投票ページのリンクよりご覧下さい。

Edasich (iota Draconis) 自身には既に名前があるため、惑星のみの命名となります。

※ 公式サイトの投票ページにおいて、提案名の記載の順番がページ開き直すたびに変わります。ご注意下さい。

主星or惑星名提案名 <日本のグループからの提案>
Edasich bAppin アッピン
提案者からの解説あり:
このりゅう座イオタ星のそばには、毎年1月初めに数多くの流星を降らせる「しぶんぎ座流星群」の輻射点があります。つまり地球からは、この惑星からまるで新年を祝うかのように流れ星が降り注ぐように見えるのです。続きを読む


主星or惑星名提案名 <日本語名>
Edasich bMachikanewani マチカネワニ
提案者からの解説あり:
私たちは、りゅう座イオタ星(エダシク)bに「Machikanewani マチカネワニ 待兼ワニ」と命名する事を提案します。マチカネワニは、1965年、大阪府豊中市待兼山で、その化石が発見された絶滅爬虫類のワニで、ワニの化石としては日本で初めて発見されました。そして、このマチカネワニこそ、『りゅう』の起源という学説もあります。続きを読む


主星or惑星名提案名 <日本語名>
Edasich bItogon いとゴン
いとゴンは糸島市の公式キャラクターである。いとゴンはドラゴンの子供なので、Draco(りゅう座)にあるこの惑星の名前にぴったりである。いとゴンは糸島市で今後も末永く愛される名前であり、星の名前としても同様に愛されるだろう。


主星or惑星名提案名 <日本語名>
Edasich bamagumo 雨雲
りゅうが雨を降らせるという伝説が日本にあるから。(提案者作成 YouTUbeサイトより)


主星or惑星名提案名 <日本語名>
Edasich bMisopan 味噌パン
味噌を塗ったパンのこと。


主星or惑星名提案名 <日本語名>
Edasich byamatanoorochi ヤマタノオロチ
八岐大蛇は、古代出雲神話に登場する伝説の龍です。しぶんぎ座流星群(りゅう座イオタ群)は毎年1月に出現しますが、群流星の壮観な眺めは八岐大蛇が吐く火のようです。

(訳者注:(10888) Yamatano-orochiは小惑星に命名済み。従って、名前提案のルールに反している。


主星or惑星名提案名
Edasich bHerensuge エレンスゲ
炎を吐きながら小さな町の周辺を飛び回っていたバスク地方(フランス・スペインの国境付近)神話に登場するドラゴンの名前。


主星or惑星名提案名
Edasich bForos フォロス
一説によると、エダシク(りゅう座イオタ星)はハイエナであり、ラクダを襲う。この巨大惑星をアラビア語で機会を表わすフォロスという名で呼ぼう。

(訳者注:(7629) Forosは小惑星に命名済み。従って、名前提案のルールに反している。


主星or惑星名提案名
Edasich bHypatia ヒュパティア
ヒュパティア・オブ・アレクサンドリアは古代ギリシャの天文学者かつ数学者であり、有名なアレクサンドリア図書館が立地していたムセイオンでの異教徒迫害で彼女が殺されたことは、古代民主主義と科学の進歩の崩壊を象徴する科学史上の転換点である。私たちは以下の3つの理由からハイペイシアをEdasich bの名前として提案する。

1. この惑星は主系列星時代を過ぎ、ヘリウム燃焼を開始した星をまわっている。苦渋に満ちた星の炎はアレクサンドリア図書館の炎を象徴すると考えることができ、この惑星が系の生涯の最後の段階であることと重なる。

2. この惑星の公転軌道は離心率が大きく、ヒュパティアが熱心に研究したアポロニウスの円錐曲線を思い起こさせる。

3. この惑星系はエジプトのアレクサンドリアから見ることが出来る。

(訳者注:(238) Hypatiaは小惑星に命名済み。また、月のクレーターの名前にもなっている。従って、名前提案のルールに反している。


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